今日は写真入でモロッコのことやお土産の話をお伝えしようとうきうき思っていましたが、事件がおきたのでその夢はかなわなくなりました。まだその渦中なのですが、お話します。
うちの従業員である、昨夜宿直であった男性が、朝早くに日の出前、他の従業員の宿泊所から奥さんではない見知らぬ女性と出てきたのを、私は見つけてしまったのです。そして隠れたけれど捕まえてしまったのです。はじめ2人は嘘八百を並べていましたが、ティンベさんが出勤してきて、問いただしたら、オンナは「男が呼んだからきたのだ。家まで迎えに来たので断れなかった。」、おとこは最初「浜辺を歩いていたから助けた」「具合が悪いと言うので助けた」「知人だけれど、話す時間がなかったので呼んだ。」男は嘘ばかりどんどん並べ立てていましたが、「帰りなさい。後で連絡するから」と言う私の言葉を受けて、「いや彼女を残しては帰れない」。と、うろうろしていた男も、あきらめたのか妻子の待つ家へ帰っていきました。今その女性はカンガと携帯電話と男からもらったソーダなどの入った袋をわたしにうばわれて、ふてくされています。
1 許可なくホテルや他人の家、敷地内にには入ることはできない。・・・・・・今回が初めてとはどうしても思えない。他のスタッフに示しがつかない。
2 売り物であるソーダを持ち出せない。・・・・・随分空瓶がなくなっていて、それも彼のせいではないかと、疑ってしまう。空き瓶は財産です。
3 結婚前に異性と関係をもてない。(イスラム教の戒律)・・・・・警察に突き出せば、オンナ側の親戚から、男が結婚か罰金を求められるので・・・・・困った。特に男の裏に外人経営者わたしがいるとなれば、かなり吹っかけられるでしょう。
どっちにしろ、皆私の損になるので、今からどうしたらいいのか解らないのです。
おまけに新しい遠方からの住み込みの従業員がつるんでいて、嘘八百を並べていたのですが、そんなのすぐにばれるのです。バーカ!その彼の嘘が余計に腹が立って、
「今日昼12時には警察へ行ってみんな話してもらうから、着替えて来なさい。村の人は皆本土の人が嫌いだから、追い出されるよ。」
オンナにも
「あんたの軽はずみな行動で、男の家庭も壊すし、エイズが蔓延するんだよ。12時まではここを動くんじゃない。」服を2回引っ張って、2回びんたをはっておきました。軽いけど。