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来月24日に東京で、ここザンジバルに付いての講演を頼まれ、謹んでお受けいたしました。どんなお話をしようかと、考え始めました。経験したくとも経験できないような住んでわかる価値観の違い、と言うのもいいかもしれません。貯蓄すると言う考え方がなかなかできない人たち。貯蓄するだけ余裕がないと言うのもありますが、お店では食用油が、スプーン一杯から買える村。1年中主食となるキャツサバ、タロイモ、パンの実など何かしらが木に実っている、温暖な気候。そして一番の理由となりえるのは、寿命が短く、病気になればあまり適切な治療を受けることもなく、自然になくなっていく。そんな人々を周りで見ているので、彼らにとっても60代70代高齢まで生きるというのは信じられない未来なのだと思う。そして、去年たずねてくださった、スワヒリ語の権威である教授が言っていました。「久しぶりに懐かしい方々を訪ねて旅をしましたが、働き盛りの40代の友人達がずいぶんエイズで亡くなっていましたよ。」村でも若い青年達が早くになくなっています。お間抜けなスタッフは、嫉妬深い人がシェタン(黒魔術)を使ったんだ。と信じているようですが、「アフリカですから、それもありかな?」と思いつつも、そうではないのです。以前シェハ(村長)であった方と現在もとても親しくさせていただいています。私はいつも問題を抱えているのでシェハとは、末永く太くお付き合いせざるを得ないのですが、「大型ホテルの建築のために、ケニヤや、アフリカ本土からたくさん大工やまかないを作る女性やらがこの村に入ってきて、村の人たちと関係を持ったんだよ。」その中の1人の女性は引き取り手もなく、本土にも帰れず、優しい村長の家でそのエイズでなくなりました。あーーこんなことは講演ではお話できないですね。
昨日はビザの取得のために、財政省の下にある投資家協会内の移民局で最後の書類提出などに行きました。その場でいただけるかと思っていたビザですが、月曜日取得と言うことになりました。ジョージさんですら5回通って怒っていましたから、私の2回と言うのはラッキー。そして移民局の女性役人、知的で腐生のないNさんと親しかったのも幸いしているかもしれません。「以前は何度もたらいまわしにされて取得に大変時間がかかりましたが、今はあなたのような方がいてくださるので、とても嬉しく思っています。特に私は女性で若かったので苦労しましたよ。へへ。」「そうね、あなたが大変だったのは知っています。」同情して、できる限り私の手を煩わせないように、早く取得できるよう便宜を図ってくれます。しかし、最後のペーパーに証人の名前とサインが必要になりました。わたしは先日いただいたペーパーの意味が解らなかったのです。移民局の彼女では証人になれません。「建物内のほかオフィスのどなたでも結構ですよ。」そこで、金曜日で多くの人が出払っているほかのオフィスにたまたまいた、顔見知りの秘書女性に頼んだところ、快くサインをしてくれました。そうして、迎えで話していた、ふてくされた女性に頼んだところ、いかにもいやそうに断られ、「隣の部屋のRにでも頼めば?」隣にもう誰もいないことは私は知っていました。彼女は明らかに私に嫌がらせをしたいようでした。親しい秘書嬢と私の間には気まずい空気が流れました。そして、私は悲しくなりました。「私はこんなことは絶対にしない。」と心で思い。「それでは結構です。ありがとうございました。」とオフィスを後にしました。彼女のことは知りません。もしかして私のことを以前から知っていて、おまけに気に食わなくて、私をいじめる機会を狙っていたのかもしれません。外人、白人が嫌いなのかもしれません。投資家は皆金持ちだと思って、嫉妬しているのかもしれません。「ザンジバル人の中にはそういう悪い人もいるからねえ。」移民局のNさんは、又同情してくれました。と、その時書類を抱えたあの意地悪女がオフィスに入ってきた。「あの人は救いようのない人だから、悪い人に当たったね。」Nさんは又私に同情して慰めてくれるのでした。「今日は勉強になりました。でもあなたのような方がいてくださるので、私はとても嬉しいです。今日の記念に・・・」と私は日本の100円ショップで買った可愛いファイルを彼女に差し上げたのでした。ザンジバルでは先ず手に入らないそのかわいらしさに、彼女と私は子供のようにニコニコと笑いあったのでした。・・・・・・こんな話も講演じゃ無理だなあ。 雨上がりに合羽のティンベさん。
by saorimiura
| 2008-04-12 18:33
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