一昨日夜、急に又熱が上がった彼女をタウンの病院へ連れて行くことに決める。外人やお金を持った市民ご用達の、アルラハマ病院を目指す。24時間営業。診察室の扉を開けると「あっ、ドクターハッサン。何してるのこんなところで。」ハッサンはパラダイスのボートキャプテン兼たこ漁師のデーブワの友人で、なぜか私も何度もマクンドゥチのおうちにお邪魔してお昼ごはんをご馳走になっていた。ハッサンの奥さんが作ってくれるスワヒリ料理はとっても美味しいのです。そして彼のおうちから海側へ行くとバオバブの大木の森があります。そこを抜けると白くそびえる灯台があり、海につずく階段を下りると磯遊びができます。そこは観光ガイドブックにも載っていない、私の大好きな心癒される場所なのです。そのマクンドゥチの政府の病院の院長だったハッサンが今はタウンの私立病院の夜勤のお医者様とは。「知ってる?・・・は又離婚したんだよ。・・・」「上の息子は、ザンジバル大学で教鞭をとるようになったよ。・・・・」久しぶりに話に花が咲く。そう、彼女は週一度のマラリア予防薬を飲んでいたのも関わらず、マラリアにかかり、治療薬を飲みだしたのにも関わらず、高熱を発生し、マラリアが悪化しました。治療薬を替え1日休んで、熱も引いた今日、彼らはチェックアウトしていきました。本当はもう少し休んだほうがいいのだけれど、彼らには彼らの考えがあるし、先を急いでいるようだったので・・・・・・。でもお元気でゆっくりとあわてずに旅を楽しんでください。そんなわけで深夜ザンジバルタウンから帰ってきましたが、その道中、何度も地面をジャンプしていくブッシュベイビーを見ました。「何だこんな道路に丸太を転がして」と思ったら2メートルもありそうなニシキヘビが道路を横切ろうとしていたり、夜のブッシュはすごかったぁ。10年ぶりにザンジバルに帰ってきた、ラスタの友人と飲む。
「このあたりに住んでいた友達は、みんないなくなったね。さおりくらいだね、まだここにいてくれたのは。嬉しいなー。」と言いながら酔って踊っていた。