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お元気でいらっしゃいますか?
こちらは少雨季に入ったようで、ストーンタウンからはよく「どしゃ降りだったんだ」という話が耳に入ります。ここパジェは朝方早くにスコールのような雨が降り、私が家から外へ出るころにはお日様がキラキラと眩しい、と言う日が多いです。雨の後は空気が澄んで、草木も喜びひんやりと気持ちがいい。私もとっても気持ちがいい。今、寒い冬に入った日本の皆様には申し訳ないくらいです。 こちらは観光に関してはオフシーズン。うちだけ? 今までできなかったリペアーや掃除などをしています。毎日フンディ(専門家。大工電気工、水道工など)が来て古いものは新しく変えたり、建て直したり、修理をしたりしています。 こんな時に私がいないと、思いもよらない発想で変なことをされていたり、思いもよらないほど手抜きをされたりするのです。おまけにスタッフに責任を任せると完成したかどうかを確認もせずに賃金を支払ってしまったりするので、悲しくなってしまいます。 事故にあった車はまだ帰って来ません。 「明日には書類を修理工場に届けて、修理を始めてもらいます。」と言っていた保険会社が、その書類を保管したままで、修理工も始めることができなかったのです。2週間以上待って私は朝早く保険会社に行き、責任者に陳情しました。彼は部下であるオマリと言うあの食わせ物野郎を呼びました。オマリは書類はすでに工場へ提出したというのです。嘘つき!結局そのくそ男が保管していて、楽しんでいたのです。私はその書類を受け取り、コピーを頂き(コピーしておかないと、なくしたなどとよく言われます。)自分で工場に持っていき、工場の責任者であるドイツ人に「お待たせいたしました。」あまりぐちも言わずにお渡ししたのです。 そこでです。私は私を表彰してあげたくなったのです。以前ならば「この野郎、謝れ。」と相手(オマリ)の胸ぐらをつかんで引きずり回す勢いで怒った私が、そんなに腹も立たず、「それならば私が持っていきましょう。」オマリにも上司にも悪態もつかず。大人になったのか、慣れたのか。慣れたんだな。 おまけに昨日、来年度の「アルコール類販売ライセンス」の取得のために、政府役人たちが10人くらいで視察にやってきました。トイレ、レストラン、キッチン、倉庫、清潔かどうかを見て、お酒を売る規模などもみるのです。今年も来た。カエルとサルをかけ合わせて上からふんずけたような顔をした田舎のバカ役人が「俺のことは覚えているか。」以前ひどいことをされたので忘れるはずはありません。思い出して腹が立ったので、後ろ向きになってスカートをまくって思い切り屁をこいてやった。のは私の想像で、「はい、ちょっと覚えています。ご苦労様です。」 その時も私は私に今年何枚めかの表彰状を送りたかった。 それぞれの人に挨拶をし、行き届かない点を話し合い、こちらの言い分を言い・・・・・。あのカエルざるにもそれほど腹が立たないのです。落ち着いているのです。おまけに車に乗り来ぬまでみなさんをお見送りしているのです。どうしちゃったんだ私。 猫ちゃんは獣医さんに見せたところ、「1週間たって良くならなければ、感染しているしっぽは切断しましょう。」猫ちゃんは尻尾から体液と血を流しながら、元気で無邪気に走り回っています。あーーーー。
by saorimiura
| 2014-11-19 16:13
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