ここまでたどり着きました。
が、すぐに離れなければなりません。アリ君が長期休暇に入り、若者ばかりなので、あっ、ティンベさんがいるけど、いろいろ教えなければいけません。
アリや辞めてしまったモハメッドには教えてきましたが、彼らが下のものに教える内容は、私が教えた事からは又違ってきてしまっているので、これがいい機会と私自身の知識を私から直接身につけてもらっています。いえ、もらおうとしています。
今朝はコーヒーの入れ方。たくさん味見したので目もさえているような気がします。
基本でしょうが、カップを暖める、コーヒー豆の量、お湯を回してまずは膨らませる。そして味。レストランを経営していたアサンテさん。そして、コーヒーにうるさいお客様にも教えていただきました。ありがとうございます。
先月ぱぱ(ぱぱ 三浦清作 88歳とままで北海道を車で旅行した時に、大雪ダムの近くの三国峠と言う峠の若いカップル?のやっている茶屋で、マスターおすすめのタンザニアコーヒーを飲みました。と言っても私はココアで、、清作とままが飲んでいたのですが、味見した。それはおいしかった。「これがコーヒーだな。」と言うほど本当に香り味ともに、飲んだ事がないくらい「たいした」ものでした。
そしてそこで、「おいしくないものはお客様に出したくないな。」と心にひらめいたのです。当たり前のことですが。
さて帰ってきてみると、シェフが去っていました。まあそう言うこともあるだろうとは思っていましたが、彼と私の(パラダイス)の方向性の違い。彼は彼の身につけてきたスキルを思い切り使いたい。大きなホテルでまたはもっと給料のいいところで。多分彼も言ったらしいそんな理由なのですが。よそから誘われてすぐ行ってしまったようで・・・・・。今までの経歴をみても流れ者なんだな。そして明日から多分(この後2度目の面接をして決定するつもりですが。)村出身で結構仲が良くて、以前パラダイスのウェイターとして働いていたハティブが仕事に入ってくれそうです。その後料理に関心のある彼は観光専門学校で調理師の勉強をしました。多分料理する私の姿をみていて触発されたのかも。
ただ彼は、女上司に反発するハンサム男で、「無理だよねえ」「いや僕はあの後、ヨーロッパへも行く機会があり、女性が上にたち仕事をすることなど、いろいろ学び、今は変わったんだ。」などと言うので、「やってみっか」「でも皿洗いからはいやだ。自分のスキルが落ちる。」又けんかしそうですが、私もここに長年居てずいぶん体だけでなく、心も丸くなったので、彼とうまくいけばここは又ステップアップするでしょう。