こんにちは。
本当にお久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか?私は元気にしていました。
3月31日から4月20日にかけて日本へ一時帰国していました。パジェ村のアブドーラ先生を連れての日本の旅でした。それが又思いのほか大変で今、心と体のリカバーをしているところです。ぐたぐたです。
彼曰くザンジバルは日本に150年は遅れている。何もかもが進んでいる。女がたくさん働いている。社会に出ている。教育の大切さが身に染みた。ご飯の代わりに一生お好み焼きを食べたい。枝豆は自分で栽培する。
と言うことで、とにかく見るもの食べるものすべてが刺激的で、一生懸命に紙にペンを走らせていました。今まで教えてきたいくつかの学校で話して歩くそうです。とにかく旅の間中質問攻め。お祈りをする場所を探して歩いたり、タバコ吸いの彼のために喫煙所を探して歩いたり、夜中にご飯を食べると言うから用意したり、言葉を翻訳したり、私の大好きな豚の入っている料理は避けたり。イスラム教徒は1日5回お祈りをして、豚は食べないのです。注意していたのに飛行機に載るときに手荷物にライターを入れたり、かみそりを入れていたり、「おーーー又か!」の連続でした。パラダイス20周年企画の大イベントがこの「アブドーラ先生日本ご招待!!」でしたので、もう今年は終わったも同然です。大きな峠は越えました。あっこのアブドーラ先生というのは、ティンベさんという、片腕になって働いてくれている、正直で優しい前歯の2本かけていて、とっても晩婚だった私の親友ともいえる方のおじさんです。そのティンベさんのお父さんもずっっと以前パラダイスで働いてくれていたのです。もう以前に亡くなってしまいましたが、亡くなる時にはできる限り面倒を見させていただきました。そして一緒に旅行したこの先生は、この土地を探し大工さんを探し、最初の第一歩を歩ませてくれた村の一族の1人なのです。いつかお返ししたいと思っていてやっとこんな形でお返しできました。が、「又4年後くらいに来たいな。」と言うおじさんに「ムング アキペンダ」(神様が望めば)とこたえるわたしでした。