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ドイツからいらした大切なお客様ご夫婦を、ザンジバルタウンに忘れて帰ってきてしまうほど、忙しくてテンパッた1日でした。ザンジバルでは毎年自動車保険を書き換え、ロードライセンスの(これは車検と、道路使用料を払って)許可証をもらわなければなりません。一昨日ロードライセンスが切れていた。あわててまだポリスが道路で検問に出る前に、昨日朝早くザンジバルタウンに行き、知人の顔のきく方に同乗して貰い、書類や許可のいろいろを終える1日でした。おまけに今年から車のナンバーも替わり、大金を払って再登録し、新しいナンバーをもらうと言うシステムにまでなっていました。ひどい。政府はお金を取りすぎる。その間に新しい家に塗る塗料や、天井に塗りこめる白い粉やら、なにやらかにやらの買物を大工さんとして、日本に留学して現在は税務署のコンピューター技師になったと言う人と大声で雑談をして、「しゃべってばかりいないで、仕事をしろ」と、わたしがよくスタッフに注意しているようなことを、税務署職員に言われながら・・・。おまけに親しい近所のご夫婦の2歳7ヶ月の子が大熱を出して政府のンナジモジャ病院に入院していると聞いていたので、お見舞いに行って。階段を4階まで上がって降りて探して探して、やっと小児病棟にお母さんといるサールムを見たときには全く別人のようで、解らなかった。理知的なしっかりした顔をしていたサールムは、熱は下がったのですが、まるで痴呆のようになって、スティービー・ワンダーみたいに首を振ったり、速い速度でビートたけしの首フリをしている。すぐ手を噛もうとするのを、父方のおじさんに何度も止められている。「ブルちゃんのママだよーーん。」「よくなって又一緒に遊ぼうね。」「ビスケットも食べようね。」これがまた、わたしには反応を示して、しっかりこちらを見て、うなずくんだな。涙と汗があふれた。
お母さんのザワディが今4日間付き添っているけれど、夜は子供にはベッドがあるけれど、お母さんはコンクリートの床に寝なければならず、「体が痛い」と、こぼしていた。話していたのは外の廊下にござを引いた上で。隣では、小さな小さな三つ子のうちの2人が、1人は白目が出てるし2人とも呼吸はしているけれども、多分死に掛けているのかもしれない・・・カンガにまかれて仰向けに地べたに寝せられている。それでもお母さんはこの子達が生まれる前に作ったであろう、緑や紺の古布の頭巾をかぶせて。貧しさが透けて見えて痛々しかった。お母さんはおっぱいが出ず、粉ミルクももう飲まないそうで・・・・。幸いにもわたし達のスティービー・ワンダー、サールムはまだ小さいし、きっと元どうりに復活すると医者は言っているそうだけれども、本当の医者は留守をしていてまだ本当の医者に診察を受けていない。明日あさってには、サールムの両親と決めて、病院を変えさせるつもりだ。
by saorimiura
| 2009-04-04 18:24
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