こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?昨日はダルエスで1泊してかえって来ました。ダルエスからは高速船で2時間。船内ではジャン・クロード・バンダムの映画のビデオを放映していて、行きと同じものでしたが、行きは「電気がない」とかで、前半で突然消えてしまったので、昨日は最後まで見ることが出来て満足でした。でも、いつもアクション物ばかりで、もう少しコメディーとか恋愛物とか、しっとりしした物も上映していただきたいものです。が、ザンジバル人はやはりアクションものでしょうか。人がなぐられて倒れたりすると、大笑いするのです。わたしにはその感覚が解りませんが、最近ちょっと、皆さんに混じって笑っている私に気がついて「はっ」とすることがあります。ダルエスでは局地的に大雨が降っていたようで、ここパジェでも今朝早く大雨が降っていました。今年は大雨期、パサカが早く始まっているのかもしれません。ダルエスへは新しいマサイの夜警さんを迎えに行きました。そして、細々とですが、ソーラーライトの販売をしていますので、それを運び、もちろんお友達とご飯を食べて飲んで笑う。今回は美味しいと評判のインド料理店でしたが、「すごく美味しかったです。でも皆、特にこれがしょっぱすぎると思います。」一応陰口はいやなので、ウェイターさんに言っておきました。残念です。シシカバブが美味しかった。でもやはり塩っ辛かった。
それは置いておいて、ダルエス大学の教授でもあり日本語ぺんらぺらのK先生のおうちへ、新しいマサイは田舎からやってきて、待っていました。そして恐れていた恐ろしいことが現実に起こってしまいました。「ナンダー、パウロじゃん。」あの、去年仕事をやめてよそで仕事を始めてすぐくびになったらしい、あのパウロがニコニコと居るではありませんか。とりあえずご挨拶をして、K先生に事情を話します。「あの人はパウロと言って、うちをやめた人なんです。これこれしかじかで、おまけにしかじかで、この人だけはシカジカなんです。」「それはだめだは、さおりさん。」と言うことで、交通費とお礼をお払いして、お帰りいただきました。情けをかけて又お連れしても又同じことの繰り返しでしょう。もう5回は情けをかけてしまって、そのたびにがっくりしたわたしは疲れたのです。許してねパウロ。