お客様ご到着のたびにエントランスでは歓迎のンゴマがもようされます。私もうれしはずかしとりあえず踊ります。そして今人気のあるボンゴフレバーの歌手達の歌も直接聴くことができました。しかし私はその中のただ1人も知りません。が、神様は私をお見捨てにはならなかった。私の横に、出版社を経営し、タンザニアの文化芸能に大変にお詳しい可愛いネーマさんを配してくださった。
「バナナ ビーバンドのバナナは人気のあるボンゴフレバー歌手ですよ。先に歌った方はお父さんで彼も有名ですよ。」「ナカヤ(テーブルを同じくさせていただいていましたが、とってもすごい美人でした)も、レディーJDも大変人気がありますよ。・・・・・」 レディーJDの歌声を聞いて全身に鳥肌が立ったと言う、一緒に参加したドイツ人マリーさん。ネーマさんは「お嫌いですか?」「いえ好きで感動して鳥肌が立ったのです。」「そうですね確かに大変な迫力です。」なんだかよくわからない会話を交わす2人。そのレディーさんの歌はうまいのか下手なのか、私にもなぞだ?そしてお客様代表として以前観光省の大臣で一緒に日本へタンザニアの宣伝にも行かせていただいた、おばさんが今度は男女と子供の発展省?の大臣として、先頭に立ってひらひらと踊ってらっしゃった。おまけにオークションの司会もうまい。大した大臣です。高い地位についていようと、ご主人が大金持ちであろうと、年を取っていようと若かろうと、タンザニア人はいつでもどこでも踊ります。そんなタンザニア人が私は大好きです。そうして、オークションで得たお金やチケット代からもドドマの女子学生の進級進学のための費用として、そして性器切除反対運動の資金として活用されていくそうです。
後ろはムスタファ・ハサナリさんそして可愛いネーマさん。楽しいお友達ができました。