そう言う訳で、ジュマ君とダルエスに学校で使う教科書を買いに行って、学校に寄付させていただきました。お金をぽいと渡すのは私のショウに会わないし、お金がどこへ行ってしまうか解らない恐れがあるので、それは出来ません。教科書を買いに行ったときに、そこは2階建ての大きな本屋さんで、ガラスのショウケースにスワヒリ語で書かれた絵本をいっぱい見つけたのです。叉教科書まで値切ったので、少し余裕も残り、その絵本を9冊買ってきました。そしてついに念願かなって、今日ついについに子供図書館を始めたのです。ココナツぶきの屋根の下にムケカ(ござ)を敷いて子供達を待つこと1時間。来てくれたのは私の親友、犬のブルちゃん。そして隣人のルーシーとお母さんが、相談事がありやって来たのみ。ルーシーママはおもちゃをいっぱいイギリスから持ってきているので、私にくれると約束してくださりました。それにしても誰も来ないので、私はねっころがって「中森明菜 哀しい性」に熱中していたらば、あーーーーちびっ子たちがやって来た。うなるブルちゃんをチェーンでつないで(ブルちゃんは子供達にうなったのではなく、警備員のファディルが今日は嫌いだったみたい)ご挨拶をして読書開始。私は「哀しい性」
皆コーランスクールに行っていて、終わったのが10時だったそうで、「来週からは11時からにしようね。」「ラマダーン(断食月)が終わったら、紅茶とビスケットを一緒に食べようね。」「10回来てくれたら、ノートと鉛筆あげるね」皆本当に可愛かった。みんなの家には絵本がないんだよ。きっとこんなきれいな絵本生まれてはじめて見たんだろうな。なんだか涙が出てきた。おセンチなさおりさん。大きい子は小さい子に読み聞かせしているの。あーー今目の奥がジンとした。今日は11人の女の子と2人男の子が来てくれました。今度は、もしお客様で日本人や欧米人の子供が泊まっていたら、一緒に座って絵本を読んだりお話してくれたら楽しいだろうなーーと思っています。
黒いシンデレラだど。