今日でたぶん最後のキフシ(砂利土)運びになるかもしれませんが、パジェスクールから生徒さんたちが来てくれています。喚声が飛び散っています。いやだと思っている子もいるでしょうが、お祭り遠足だと思って、今日は頑張ってください。私はお返しに何が出来るか?教科書を仕入れに、ダルエスを歩き回りたいと思います。そして9月に始まる、キャンプと呼ばれる合宿学習の際の運営資金と食料調達をさせていただきたいと思います。私は元来けちなので、何か手伝ってもらわない限り、気持ちよく晴れ晴れとは援助できない体質なのです。(本当のことを言うと。)3人の男先生方は手に手に棒を持っています。バコーラと言って時には生徒にパシッと体罰を与えます。タッキーも学生時代、一度先生からバコーラをお尻にされて(けつ叩きの刑をみなの前でされて)、学校を逃げ出しました。が、「帰って勉強をしないともう2度とパラダイス ビーチ バンガローズに入れないよ。」と、脅したらしたら、しぶしぶ学校に戻っていきました。その時は友達のイサと学校から逃げ出したのですが、「制服がもう小さくてぼろだから・・・・・」とかなんとか又言うので、2人分の制服をあつらえる費用を出してやっと学校へ復帰。そのイサもタッキーも現在はドライバーとして頑張っています。結婚もして子供までいます。
さてこれから、お昼にお寿司を食べに来てくれる近所のジョージさん、そしてお客様のマチウスさん達のためにおすしの準備を始めます。スターターは生春巻きにします。今朝チェックアウトして行ったタラさんさんと2人の娘さんが作って見せてくれたものです。タラさんは20年前ケニア山の麓で教師としてケニア人に教えていたと言う、ワシントン在住の小学校の先生です。20年たってやっと念願かない、娘さん2人を連れてアフリカの大地を踏みしめることができたそうです。昔暮らしたその村に着き、まだ存命のケニア人の仲間たちに会った時、もう涙がこぼれtこぼれて止めることができなかったそうです。「もうこれでいつ死んでも良い」と確信したそうです。「はい、解ります。私も去年初めて両親がタンザニアを訪れてくれたとき、着いて1晩過ごしたホテルでの朝食の席で、もう感動して涙がじわじわあふれてきたんですよ。これでもう思い残すことはないと確信しました。」そんな話をしながらタラさんと私は先日ストーンタウンへ向かう車の中で眼をウルウルさせたのです。