今日まで大変に忙しい日々を送ってまいりました。が、今日からはお客様の予約も突然少なくなり、なんだか嬉しいやら、心配やら。でも毎日忙しいと言うのは、心によくないと思うので、やはり静かで、たまっていた事をかたずけるこんなときも大切だと思うのです。
その忙しいさなか、先日3日つずけて歌声喫茶を体験しました。ドイツ人でバニー・マニローによく似たお兄さん2人グループとパラダイススタッフが「今日はディスコがあるから、行くのだ」と、私の知らないところで計画を練っていた。私だって行きたいよお。バニー・マニローグループそして、イギリス人ながら、日本で落語家と言うダイアン、妹ジャニス、レセプション大きいアリ、日本人のタロー君、そして私は、よそのリゾートホテルのレセプチョンや上半身裸で無人の夜道を歩く男に聞いたりしながら(今考えるとすごく変だ)、タクシーでブッシュの中をどこまでも行った。「ブッシュがあればトイレには困らないよねー。」私達はのんきだ。ようやくたどり着いたリゾートホテルのレセプチョンは警備が厳しくてなかなか入れてくれない。おまけに「今日はディスコはない。」だと。こんな遠くまでトイレも我慢してきたのに。「おしっこだけでもさせて。ビールも飲むから。」何とか入れてもらう。「たぶん外部の人は彼らのディスコに入れたくないんだよ。音はするもんね。騙されないよ。」私を先頭に大広間にひょこっと入ったらば、わーーーあ、外人が並んで歌っているー。そしてみんなの目は、突然の闖入者に一斉に向けられている。場違い。はずかしーー。どうしていいのか解らないので、とりあえず「私の名前は三浦砂織です。日本人でパラダイス ビーチ バンガローズから来ました。はははははあ」だって。皆さんはイタリアからの団体さんで、今夜はカラオケナイトだそうで。サンタールチーアーとか、聞いた事のないイタリアの明るい曲とかパバロッティーの歌いそうなオペラとか、パソコンの画面にに歌詞を映し出してそれを皆で一斉に歌って終いには踊りだしていたよ。「さおりさん、歌声喫茶って知ってますか?」バックパッカータローくんは私に聞いた。