こんにちは。
いつもならば観光ハイシーズンもたけなわで大忙しと言うところですが、今年は例年に比べてお客様が少なく、ワシワシですが、こういうう時こそきめ細かにお仕事をして行こうと思いながらも、お友達が遊びに来てくれては、ビールを飲んでワイワイご機嫌になっている私です。
今日で土曜日から始まった断食明けの祝日も最後の日になります。女性陣は新しいきらびやかな服に目張りや口紅をがっちり付けて、気合を入れています。あんな毒々しいお化粧をしない方が美人なのになあ。
昨日はわがパラダイスでも恒例のシククー(祝日)「お外でビリアニを食べる会」を催しました。
ストーンタウンのビリアニ レストラン タウシで注文しておいた牛肉のビリアニ。そして鶏のから揚げ、バナナにスイカ。クッキーにソーダも用意して海を見ながら食べました。
「今はハリグムだから(経済状態が良くない)スタッフだけで今回はパーティーをしましょう。おうちへも持ち帰らずにここで食べてください。」とおふれを出しておきました。ここの文化なのか、お祭りで出された食事ピラウやビリアニは必ずたくさん家へ持ち帰るのです。ある結婚式に参加したとき、おばさんが家からカラの鍋を持ってきていたのには笑ってしまいました。ピラウ6人前くらいは優に入ったと思います。以前のパーティーで、気が付いたら私の分のビリアニも無くなっていて、泣いたことがあるので、今は先に分けておいてもらうようにしています。さて、食べ残された肉をマー君に。鶏のから揚げの首の骨をまーくんに。それらをもらうたびにマー君は浜辺の茂みにくわえて行って1人で嬉しそうに堪能していました。こちらを見ながら。
さて、ふとマー君をみると今度は紙袋をくわえて茂みに座っているのです。
「どしたんマー,君]
と、紙袋を取り上げて空けてみると、中にはビスケットの包みが3つに、新聞にくるまれた鶏のから揚げが6つほど入っていたのでした。それもいい部分。
丁度日本からタンザニアへ遊びに来ていた仲良しのシローさんと
「あっ良かったね。食べようか。」
「うまく隠したつもりでも、マー君の鼻には隠せないね。」
鶏カラは私達のビールのあてになりました。