こんにちは。またしばらくご無沙汰をしてしまいました。
私は元気で毎日を精いっぱい生きていましたよ。いろいろとありましたが、めげずに自分自身を励ましながら、反省もしながら、毎日を楽しもうと努力してきました。
そういうわけであっと言う間に今日にいたる。
およそ2週間前についに獣医さんが来てくれました。7か月になるメスの猫ちゃん(相変わらずネコちゃんと呼んでいます。)と、おにぎりお兄ちゃんの避妊去勢手術をお願いしたのです。丁度その時期にヨーロッパの獣医研修生たちがザンジバルに来ていて、ボランティアで手術をやってくれると言うのでした。
その前からアリとタッキーに「村人で手術を受けさせようと言う人がいたら今は無料だから、どんどん声をかけてやってもらいましょう。」と伝えるように言っておいたのですが、ネコちゃんを連れてきたのは、隣の警備員モサ君のみ。毛のふさふさの可愛い雄猫を抱いてきてくれました。
デンマーク人3人、ドイツ人1人の若くて可愛い獣医候補たちがタンザニア人の獣医の下で手術をしました。が、時間がかかりすぎる。雄45分。雌1時間半以上。猫ちゃんのお腹を開腹して探る探る見ていられませんでした。お腹の中を探るホックも忘れてきたそうです。「ほら素晴らしいでしょ。縫い口がいいでしょ。この子は脂肪が多いから大変・・・・・」ばーーか死ね。と思っていたけれど、私は扉から顔を半分出して、目をウルウルさせながら、その手術を見守っていました。獣医師のAも電話でしゃべってばかりいて。約束では「手術はお前、縫合が研修医だっただろ。この嘘つき!」すべて言えなかった私が悪いのですが。
明日は猫ちゃんの抜糸の日です。私がやることになっています。終えたらまた2日ほどはこのお母さんを憎むだろうなあア。