こんにちは。いつもお気ずかいをありがとうございます。お元気でお過ごしでしょうか?私は元気にしています。先日ザンジバルで去年に引きつずきボートの転覆事故が起こり、翌日には政府への抗議行動も起こりました。政府側は催涙段を使い鎮圧したそうで、その後ちょうど何も知らずに「ボーーーッ」とダルエスから港についた方が、「何だろ涙が出るし、変だぞ」と感じられたそうです。
やはり乗客、そして積載する荷物の規制をもっと厳しく行わない限り、又いつかはこのようなことが起こりうると思います。そしてボートの整備チェック。救助船をいつでも万全の体制で待機させておく。
いろいろ考えることはありますが、お金になれば荷物も乗客も規定オーバー。やはり政府側が何らかの手を打つしかないように思います。その事故でブエジュー村の大学生2人がまだ見つかっていません。チケットが他より安いからとそちらのボートを選び、事故に遭遇しました。貧しい中で何とか大学に行けた、苦学生です。
悲しくて涙が浮かびます。なくなってしまった皆様に心からご冥福をお祈りします。
こういう事故(人災とも言える。でもあの日は以上に風が強く波も荒く、キジムカジではイルカツアーの船もその日は出さなかったそうです。)が起こるたびに私には何ができるんだろう。何のために生まれてきたんだろう。どうしてここにいつずけるんだろうと考えてしまいます。「どうしてザンジバルに帰るの?」と尋ねる母には「世界平和のため」と言って、ちょっとごまかしています。